20221030-ハイキュー読んでバレーしたくなる症候群

ハイキューを読むといつもバレーをしたくなる。別に6人集まらなくても、1on1でトス→アタック→レシーブをひたすら続けるのでも十分に楽しいのがバレーの良いところだ。

 

私は運動部を経験したことはないが、バレーボールには親しみがある。中高の頃、テスト期間中には各部活動は行わないという決まりがあったため、体育館は空いていた。いつからか、これを知って友人と共に体育館をテスト期間中の溜まり場にして、バレーをしたり、テスト勉強をしたりして過ごしていた。世界史の一問一答をしながらバレーをするという器用な遊びもしていた記憶がある。このように午前中はテスト、お昼を食べて少し勉強し、飽きたら体育館で遊んで家に帰るのがテスト期間のルーティンであった。

この思い出が私の中には楽しい思い出として強く残っていて、ハイキューを読むたびにあの体育館の時間を思い出す。しかもハイキューはたしか私がまさに体育館でバレーをしていた頃も連載していた漫画なので、なんとも被ってしまう気持ちもある。

 

ただ、ハイキューの漫画自体に関しては大人になった今の方が沁みる部分も多い。才能や努力や勝利への執着を持つ者と持たない者、才能のなさに奮起する人としない人、どちらもちゃんと書いているからこそ、持たない側・しない側であることが多くなってきた今に刺さるのかもしれない。

勝負ごとを本当に楽しむには強さがいるという言葉が出てくるけれど、仕事もそれっぽいなあ察しつつ、バレーボールをしてみて誤魔化したい今日この頃。