20221030-ハイキュー読んでバレーしたくなる症候群

ハイキューを読むといつもバレーをしたくなる。別に6人集まらなくても、1on1でトス→アタック→レシーブをひたすら続けるのでも十分に楽しいのがバレーの良いところだ。

 

私は運動部を経験したことはないが、バレーボールには親しみがある。中高の頃、テスト期間中には各部活動は行わないという決まりがあったため、体育館は空いていた。いつからか、これを知って友人と共に体育館をテスト期間中の溜まり場にして、バレーをしたり、テスト勉強をしたりして過ごしていた。世界史の一問一答をしながらバレーをするという器用な遊びもしていた記憶がある。このように午前中はテスト、お昼を食べて少し勉強し、飽きたら体育館で遊んで家に帰るのがテスト期間のルーティンであった。

この思い出が私の中には楽しい思い出として強く残っていて、ハイキューを読むたびにあの体育館の時間を思い出す。しかもハイキューはたしか私がまさに体育館でバレーをしていた頃も連載していた漫画なので、なんとも被ってしまう気持ちもある。

 

ただ、ハイキューの漫画自体に関しては大人になった今の方が沁みる部分も多い。才能や努力や勝利への執着を持つ者と持たない者、才能のなさに奮起する人としない人、どちらもちゃんと書いているからこそ、持たない側・しない側であることが多くなってきた今に刺さるのかもしれない。

勝負ごとを本当に楽しむには強さがいるという言葉が出てくるけれど、仕事もそれっぽいなあ察しつつ、バレーボールをしてみて誤魔化したい今日この頃。

 

 

 

 

20220801 料理をすることについて

食べることが大好きで、料理をすることも大好きだ。キッチンツールや美味しいレシピ、旅先で売ってある珍しい調味料や香辛料、道の駅の新鮮な野菜、皿やグラスの類も含めて全般的に好きなので、家には一般的な二人暮らしよりかなり多様なものが揃っていると思う。

 

なぜ好きか。これはおそらく両親が食に対して好奇心が強い人々だったゆえに、小さい頃から色々なものを食べてきたため。しかし自分で作り始めたのは大学生になり一人暮らしを始めてからで、これも節約のためにやっていた。

 

社会人になってからは本格的に楽しんで料理を始めた。なんと言っても冷蔵庫も大きくなったし、コンロは2口以上あるので、色々作ることができるのが嬉しい。

社会人になってからの料理は趣味兼メンタルケアの時間のようなもので、仕事がうまくいかない日でも、でも私は美味しいごはん作れるしな…と自分を鼓舞できる時間である。これがないと落ち込んだまま1日がおわり、気分がサイアクなので、ほぼ毎日料理をしている。メンタルがズタボロなときでも、何か新しい料理を作って失敗することはほぼないし、自分好みに味付けを変えても想像通りの味に仕上がるという自信があるからこそできるのだろう。そしてその自信があるのは、小さい頃から色々なものを食べてきたため。こうやって過去の経験と今がつながっていくのだと思うと、面白い。

 

休日は時間がかかる料理や作り置き、やってみたいレシピを少量で作ってみたり、人を呼んで色々作って食べたりしている。これもまた楽しく、作りたてを食べながら飲みながら調理している時間は充実した時間である。

 

最近は新しく小さな片手鍋を新調した。3000円程度の、ツヴィリングの片手鍋。この値段なのに、10年?も保証が付いてくる。しかも重くてコンロの上でもぐらつかないのに、見た目はピカピカで大変イケている。

これが袋麺を茹でるとき、ちょっとだけ野菜を茹でたいとき、茹で卵を作るときにはやくも大活躍しており、やってきて1週間程度なのに、もう2022年買ってよかったものランキングに食い込んでいる。

 

今年は年末に、作って美味しかったレシピと買ってよかったキッチンツールでもまとめようかな。覚えていればの話だけれど。

 

 

 

 

 

20220719-一緒に旅行をする人の話

久しぶりにある友人と旅行に行って、楽しい時間を過ごした。中高の同期で、出会ってもう14年ほどになる。

 

続いている要因にはなんと言っても彼女のエスパー並みの察しの良さと気遣いの心地よさがあるが、そもそもお互いの意思決定のスピードや金銭感覚、体力、トラブル処理能力、そう言ったものが似通っていることの信頼感というのがベースにあるのだろう。

 

何か過酷な旅をするわけではなくとも、何かトラブルがあったときに、多分自分だけで解決しなくてはいけない気がする、という気持ちは、実は人と旅行をする上で一番ストレスなのだと思う。1泊程度ならいいが、これが2泊、3泊…となってくると余計そうだ。例えば想定していた船が欠航になっている時や想定外の雨のとき、自分だけで行動プランを出して相手の反応を伺いながら決めるというのは自由度は高いもののかなりストレスである。しかも、自分相手の体力や金銭感覚を鑑みて、ドン引きされない案を提案する必要がある。それならば、一緒に案を考え検討してくれる人といく方がよい。

 

いつか人生が無理になった時タヒチにいこうという約束をしているので、これもまた楽しみである。

 

 

 

 

20220711 "会社の飲み会"をやった日のこと

トップガンマーヴェリックが純度100%のアメリカ映画であるように、今日の飲み会は純度100%の"会社の飲み会"で、面白かったので記録しておく。

 

なんかもう、こんなに会社だな!と感じる飲み会に参加したのは久しぶりというべきか初めてというべきか、とにかくそういった感覚を持った。

私のいない席で、上司が後輩に私の話をしているのが漏れ聞こえてくる気恥ずかしさと、つい耳を傾けてしまう私。偉い人と新しい案件の話をして、見ている世界の違いに、やっぱりすげーと思うこと。真面目そうなのに、宴会芸っぽくカラオケで歌う違うチームの人のギャップに驚くこと。カラオケで知っている曲をつい口ずさんでしまう私。

 

…なんていう色々を同時に感じて、懐かしさ?や社交的な自分をすることに高揚する気持ちを抱えて帰路についた。

その一時的な感情は朝には消えるわけだけど、ほんの少しのこういう楽しさを、覚えておくといいことがあるかもしれない。

 

 

 

20220704 ヨガを始めたOL

OLとか書いたけど、もはや年に一度くらいしかオフィスには行かないのでオフィスレディーではないのかもしれない。どちらかと言うとホームレディーの方が正しい。

 

イケてるOLはヨガをやるらしいと聞いていたので、近所で入会金がかからず、スピリチュアル感がなく、高すぎず、行った回数に応じた料金がかかる制度のところに通うことにした。生徒の皆さんも穏やかで喋ってくれるがほどよく距離感があり、居心地がよいのがよかった。

 

通っているコースはかなりテンポの早めのヨガで、初回の数十分立った後に突然「では逆転に入りましょう😊」と言われてびっくりしてしまった。逆転というのはシルシャーサナというポーズで、三点倒立の腕を地面につけたバージョンのようなものだ。最後に三点倒立をしたのは多分中学生なので、普通に「やりましょう😊」と言われてもできるわけがない。

 

一月半ほどたち、できるポーズもできないポーズもあるが、結局のところ私が運動をするのは、健康的に生きていると思いたかっただけなのだろうと思った。ただ仕事をして食べて寝ている身体に対しての無意識の気持ち悪さ、体の重さ、怠さ……そういったものを取っ払って、1時間汗をかき、逆転で30秒維持できたしえらいじゃんと思いながら家に帰る時間が必要なのだ。

 

そういうわけで、レディーであるかどうかに限らず、運動は全人類におすすめです。

 

 

 

 

20220701 目標設定をした話

来期の目標設定という世界で一番きらいな仕事を終えた。あと1年はなんとなくこの目標を目指して仕事をしていればいいらしい。

 

仕事は嫌いではないし、むしろ自分に合っている。周りも優秀で人間関係のストレスも少ない。仕事ならある程度のことはゴールに向かって自分で進めていける年次でもあるし、実際ある程度裁量もあって充実感もある。ただ、自分はなんとなくできるから続けられているだけで、こんな熱量のなさで今後続けていけるのだろうか?という気持ちは拭い去れず、毎回目標設定や振り返りをした時に頭を抱えてしまう。まあ目標設定なんて深く考えず"仕事"としてやっておけばいいのだろうけど。

 

今目の前にある課題を片づけることは大好きだけど、人生設計をちゃんとして、次のキャリアを見据えて生きていくことはできそうにない。

こういうことをちゃんとできる人は本当に偉いと思った。

 

来年は同じことを考えていないといいなと思うが、こういうことをずっと考えて進めないのもまた人生という感じで、これはこれでちょっと味わい深い。